山形の秋の風物詩「いも煮」

山形の秋の風物詩として全国的にも有名な「芋煮」。山形を代表する郷土料理です。
内陸地方では牛肉を使い、醤油で味付けをした芋煮がよく食べられています。一方、庄内地方では豚肉を使い、味付けは味噌味の芋煮が主流。
同じ山形県内でも、地域によって具材や味付けが違うのも特徴的ですよね。
(一説によれば、庄内地方は養豚がさかんなため、使う肉が豚肉になり、豚にあう味付け=味噌味に変化したのでは…といわれているそうです)

今回はそんな山形の芋煮について、ちょっとした豆知識をご紹介します。

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迫力満点!日本一の芋煮会フェスティバル

山形市では毎年9月に、直径6.5mの鍋を使用した芋煮会が開催されます。その名も「日本一の芋煮会フェスティバル」。
鍋自体がとても大きいため、調理器具も普通の物では足りず、大型重機のバックホーを使って調理されています。
ただし使用されるバックフォーには条件があります。

  • 生産されてから一度も作業をしていない新車であること
  • 各可動部分の潤滑油(グリース等)は全て洗い落とし、かわりにマーガリン、バター等を使うこと
  • バケット部はオールステンレス製の芋煮専用バケットを装備すること

重機で芋煮を調理している様子は、一度見ると忘れられない迫力ですよ!
 
芋煮の具材も大変な量で

  • 里芋 4t
  • 牛肉 1.4t
  • こんにゃく 5,500枚
  • 長ねぎ  5,000本
  • 味付け醤油 820l
  • 日本酒(隠し味) 90升
  • 砂糖  200kg
  • 山形の水 6t

これらを6tの薪(ナラ材)で煮炊きします。まさに美味しさもスケールも日本一です!

当日はダンスやお笑いなどのイベントも開催されるので、そちらもぜひ注目ですね(^^♪

東北だけじゃない!?愛媛県にもある「芋煮」

「芋煮」といえば東北のイメージが強いですが、実は四国・愛媛県でも秋の風物詩として親しまれていることをご存知ですか?
愛媛では「いもたき」と呼ばれ、鶏がらスープと鶏肉を使用し、里芋や干ししいたけなどたくさんの具材が入っているそうです。

庄内のいも煮(豚みそ味)・山形のいも煮(牛肉しょうゆ味)・愛媛のいもたき
それぞれの美味しさを味わってみるのも面白いかもしれませんね。

〆まで楽しい!芋煮のアレンジ方法

芋煮を最後まで味わい尽くすなら、少しアレンジを加えて〆まで楽しんでいただきたい!
具材が少なくなってきたら試していただきたい、芋煮のアレンジ。一例をあげると…

  • カレー粉を加えて「芋煮カレー」
  • うどんを煮込んで「芋煮込みうどん」
  • ごはんと卵を入れて「芋煮リゾット」
  • 卵でとじて「芋煮どんぶり」

様々なアレンジが可能ですが、やはり一番人気はカレー(もしくはカレーうどん)!
特別な調理は必要なく、カレー粉、もしくはカレールーを入れるだけで、野菜と肉の旨みたっぷりの美味しいカレーが出来上がります。
醤油味の山形風はもちろん、味噌味の庄内風でも美味しく仕上がるから驚き。それぞれ違った味わいのカレーが楽しめます。

最後までいろいろな楽しみ方があるのも、芋煮が県民に愛される理由の一つかも。ぜひご家庭でオリジナルの芋煮アレンジに挑戦してみてくださいね。

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